化学センサ研究会 10年の歩み


3.4 東アジア化学センサ国際会議

 化学センサ国際会議(IMCS)の推進の重要性もさることながら、わが国周辺の諸国との研究交流には別な側面の重要性があることを見落とせない。とくに韓国および中国については数多くの研究者がわが国で学び、あるいは研究交流を継続している。1991年には初めて日韓”化学センサ”セミナがソウルで開催された。当然のことながら、中国とも同様なセミナを、そして韓国とも定期的にとの声が強い。時おりしも、電気化学協会60周年記念を迎えたので、記念事業として「東アジア化学センサ国際会議(East Asian Conference on Chamical Sensors)」が組織(山添f組織委員長)され、1993年福岡で開催された。第2回は1995年10月に中国・西安で開催される。わが国周辺諸国との研究交流を推進する新機軸である。


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