化学センサ研究会 10年の歩み


(参考)

化学センサ研究会趣意書 (1984年)

 電気化学協会センサ研究懇談会は、化学センサの研究開発に携わる大学および企業の研究者をメンバーとして、昭和52年に設立されました。以来、7年間の活動を通じて、化学センサに関する情報交換と討論の場を提供し、この間、化学センサ研究発表会を2回、研究会を23回開催し、また、昨年9月には化学センサ国際会議を開催するなど、わが国の化学センサの発展を支える中心的な役割をはたして参りました。

 しかし、近年における内外の化学センサの発展には目ざましく、また、情報化革命の時代にあって化学センサに寄せられる期待にも大きなものがあります。このような技術的、ならびに社会的な情勢に対応するために従来の化学センサに関心のある研究者・技術者のより広い学際的交流を目ざすこととなりました。また、これに伴い従来の電気化学協会研究懇談会から電気化学協会専門委員会へと組織改変することにいたしました(交渉中)。

 化学センサ研究会の活動としては、情報交換を円滑ならしめ、討論の場を拡大するために、当面以下の事項を予定しております。

 1)「化学センサ研究発表会」の開催(電気化学協会と共催)

 2)「センサの基礎と応用シンポジウム」の開催(電気学会電子デバイス技術   委員会主催)

 3)講演会の主催

 4)ニュースレターの発行(年間抄録を主体とする)

 5)その他

 わが国の化学センサのより一層の発展のために、ご関心のある研究者・技術者が、趣意ご賛同の上、その専門を越えて本会に多数結集されんことを切に期待するものであります。


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